3月25日夜、2016年度日本大学生訪中団第1陣の歓迎レセプションが北京で行われ、中国人民対外友好協会の宋敬武副会長、日本大学生訪中団団長の揚原安麿氏らが出席、挨拶を述べた。人民網が伝えた。
宋副会長は挨拶の中で、「中日両国は一衣帯水の隣国であり、両国人民の友好交流は長い歴史を持っている。中日関係は紆余曲折を経たが、改善の兆しも見えている。国の交わりは民の相親しむに在り。両国の人々、特に若者はもっと多くの交流を行い、相互理解と友好感情を増進していくべきだ。大学生の方々には、今回の訪中を通じて真実の中国を知り、多くの中国の友達を作ってほしい」と述べた。
揚原団長は「日中両国の交流の歴史は長いが、両国の国民は相手の国について良く理解していない。これには様々な原因があるが、こうした状態が続くのは良くない。中国の大学生も日本の大学生も、真摯な気持で互いの国について学び、この機会を利用して積極的に交流し、理解を深めてほしい」と述べた。
同日のレセプションには国際関係学院、中央音楽学院の中国人学生も参加し、日本人学生と交流した。中日の大学生は歌や漫才、民族舞踊などを披露したほか、最後に両国の学生が一緒に周華健(エミール・チョウ)の名曲「朋友」を歌い、ムードを盛り上げた。
今回訪中したのは、東京大学、名古屋大学、福島大学、秋田大学、大阪大学など56大学に通う日本の大学生100人あまり。彼らは北京のほか、武漢や上海の名所旧跡を訪れ、現地の大学生と友好交流を行う。(編集SN)
「人民網日本語版」2016年3月26日