ザンビアはこのほど、ビザをオンラインで申請することのできるe-Visaの導入を開始した。これで、中国国民を対象にe-Visa申請を認める国は、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、インド、アラブ首長国連邦、カタールなど人気の旅行先を含む21カ国となった。e-Visaでは、パスポートに張られたビザのような安心感がなく、実際に入国する際に問題が起きるのではと心配になる人も多い。そのような場合は、旅行先の国のe-Visaに関する具体的な規定のほか、中国を出国する際の要件を確認しておくとスムーズな旅行を楽しめる。広州日報が報じた。
現在、中国国民を対象にアライバルビザの申請を認めている21カ国は、オーストラリア、ニュージーランド、カンボジア、韓国(団体客のみ)、シンガポール、アラブ首長国連邦、スリランカ、バヌアツ、ギニアビサウ、コートジボワール、カタール、セネガル、モルドバ、トルコ、ミャンマー、グルジア、ソマリア、アゼルバイジャン、インド、マレーシア、ザンビア。
用語説明: e-Visa(e-Visa)とは
「e-Visa」とは、簡単に言うと、これまでのビザを電子化したもので、パスポート所有者のビザ関連の情報全てが電子化され、ビザ発給機関のシステムに保存される。e-Visaの申請には、2通りある。うち1つは、行きたい国の領事館に関連の書類を郵送する必要はなく、指定のサイトで簡単な情報を入力し、必要な書類をアップ、必要な料金を支払えばe-Visaを取得できる。トルコやインド、インドネシア、カンボジア、ザンビア、マレーシアなどがこの方法を採用している。もう1つの方法は、関連の書類を行きたい国の使領館に郵送し、使領館の審査に通ると、e-Visaがメールで送信されるという方法。シンガポールやカタール、オーストラリアなどがこの方法を採用している。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年3月30日