6月16日に開園する上海ディズニーランドのチケット販売が28日午前0時1分に公式ウェブサイトで始まり、購入の申し込みが殺到。最も多い時で、1分当たり1千人以上がアクセス・購入した。購入状況を見ると、上海現地の人以外で、最も購入が情熱的だったのは、北京の人々だった。北京晨報が報じた。
中国のどの都市の市民が熱心にディズニーランドのチケットを購入しているのだろう?統計を見ると、中国全土の60以上の都市の市民が旅行サイト・携程網で同チケットを購入しており、うち、上海、北京、広州、南京、杭州などが上位。また、成都や武漢、長沙、重慶など、中西部の地域でも人気となっている。中でも、上海以外で最も情熱的なのが北京だった。
その他、統計によると、最も人気のチケットは、大人の1デーパスポートで499元(約8700円)。小人のパスポート、2デーパスポート、シニアパスポートも人気だ。購入手段で最も多いのは、スマホのアプリで全体の83%。残りの17%がパソコンと電話だった。最も手早い人なら、スマホを使ってわずか10秒で購入を済ませている。
各旅行会社は早くから北京は巨大な消費のポテンシャルを秘めていることに目を付け、ほとんどのサイトが上海ディズニーランド旅行の宣伝を最も目立つ位置に配置。北京を出発地とした商品が最多となっている。
旅行サイト・中青旅遨遊網のリソース運営部部長を務める、ディズニーランドプロジェクトの責任者・陳傑氏は、「上海ディズニーランド開園後、チケットなどの観光商品が品薄となると見込まれる。年内に上海ディズニーランドに行く予定にしている北京の観光客は早めに計画したほうがいい」としている。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年3月30日