多くのスターを輩出してきた中国の芸術系大学・北京映画学院、中央戲劇学院、中国伝媒大学の入学試験が15日始まった。今年の3校の受験生は計8万7千人、演技・アナウンスなどの学科はいずれも人気で、高い倍率となっている。
北京映画学院の2016年度芸術入試が2月15日に始まり、会場の外には美男美女が集結、次世代の「女神」と若いイケメンがキャンパスの至る所で見受けられた。寒空の中、大勢の受験生たちがいち早くそれぞれの教室棟に列を作り、午前の試験を受ける準備を行なっている。中でも、演技学部の受験生が依然として最も注目を集めている。今年の受験生の顔面偏差値は非常に高く、厚化粧の受験生は殆どいない。多くの受験生はすっぴんか薄化粧で挑んでいた。
●キーワード
【小鲜肉】若いイケメン
【表演学院】演技学部
【颜值】顔面偏差値
【浓妆】厚化粧
【淡妆】薄化粧
中央戲劇学院がある昔ながらの街並みが残る路地・東棉花胡同に行ってみると、メイクスタジオ4、5店が「入試用のヌーディメイク」、「中央戲劇学院の受験生用のナチュラルなヌーディメイク」、「ティッシュで拭いても落ちないメイク」などの広告を掲げており、午前中は客が絶え間なく訪れていた。中央戲劇学院の受験生の待機エリアに行ってみると、ファンデーションや口紅を持参している受験生がいた。それでも、ヌーディメイクでも最終的に試験官に見破られていた。アナウンス・司会学科の待機エリアでは、試験官がウェットティッシュを準備して、化粧していないか検査し、厚化粧をしている受験生に対しては、化粧を落としてから試験会場に入るよう指示していた。関係者によると、演技学科は特に厳しく、ウェットティッシュやコットンを持って備えている係員がいるという。
●キーワード
【化妆工作室】メイクスタジオ
【裸妆】ヌーディメイク
【备考区】待機エリア
【湿巾】ウェットティッシ
【卸妆棉】コットン
「人民網日本語版」2016年2月23日