ニューヨーク・ロウワー・イースト・サイドに、煎餅(中国風クレープ)を販売するショップが登場。水で溶いた緑豆の粉と卵を丸い鉄板に広げて焼いた柔らかい皮に、ネギ、ゴマ、海鮮ソース、特性麻辣ソースなどをかけた煎餅。その香りに多くの人がよだれをこぼしそうになっている。僑報が伝えた。
同ショップを開いているブライアン·ゴールドバーグさんは、1977年のニューヨーク生まれで、高校時代のガールフレンドの両親が中華料理店・福景苑を経営していたため、毎週日曜日になると両親と共に食事に出かけ、中華料理が好きになった。
さらに、北京に留学した際に、ゴールドバーグさんは中国の街中で売られている煎餅にはまってしまい、毎朝、寮の前に三輪車を止めて売っている煎餅を買って食べるのが日課になった。午後や夜に食べることもあった。
米コロンビア大学の修士課程で東アジアの研究を行っていたゴールドバーグさんは、卒業後、投資銀行の株式販売取引に数年携わったほか、シンガポールで記者をしたり、台湾でトレーダーをしたりしたこともある。大学時代には、米国にまだない煎餅のショップを開くというビジネス計画を作成したこともある。