厳選したスズカケノキの秋の葉を洗浄して水に浸し高温で蒸したものをブラシで一つずつ葉肉と葉脈を分離させ、吸水、乾燥、色付け、スプレーワックス工程を経て、イキイキとした葉彫作品ができ上がる。この不思議な技法により枯れ葉を再生するのは「左丘葉彫」4代目継承者の劉政氏の手により生み出される。新華網が伝えた。
葉彫の起源は周の時代(紀元前1046年—紀元前256年)に遡り、自然に落ちた秋の葉を基にして、葉の形、表面の筋、葉脈など葉の縦横に走る筋、自然な欠けを存分に活かし、色んな多彩なデザインを描く。2015年9月、葉彫は河南省第4期無形文化遺産プロジェクトリストに選ばれた。葉彫の将来性を感じた劉さんは得意満面で、「葉彫という中国の伝統芸術が再び輝きを与えるよう尽力する」と語った。(編集JK)
「人民網日本語版」2016年4月6日