「Enjoy Nippon! ~full of your favorites~」と題するレセプションが今日、日本大使官邸で行われた。日本航空株式会社、久光製薬株式会社、JTB新紀元国際旅行社、北京イオン有限公司、キューピー食品等日本企業のほか、群馬県、宮城県など日本の地方自治体などがブースを設け、来場した人々にヒット商品や優れた資源を紹介した。中日両国から訪れた1000名あまりの来場者はブースに展示された様々な商品に興味津々の様子で、質問したり、試したりと会場は賑やかな雰囲気に包まれた。人民網が伝えた。
まもなく離任する木寺昌人駐中国大使は招待会会場で歓迎の挨拶とともに、次のような離任の挨拶をおこなった。
私の任期はまさに人々の言うところの日中両国が国交回復以来で「最も困難な時期」だったため、このような局面を改善するため、積極的に両国の経済、文化及び若者の間での交流や行き来を促進することに尽力した。昨年はおよそ500万人の中国人観光客が日本を訪れたばかりでなく、今年もさらに勢いは増す傾向だ。また喜ばしいことに、今年に入り、中国を訪れる日本人の数も勢いを取り戻しつつある。
木寺大使は3年5ヶ月の任期の中で、サポートや支援をしてくれた全ての人々に感謝の気持ちを述べるとともに、中国を離れても自身の役割の中で今後も日中関係の発展のために力を尽くすと語った。
木寺昌人氏は国際協力局局長、内閣官房副長官補等を経て、2012年11月から2016年3月まで駐中国日本大使を務めた。(編集TG)
「人民網日本語版」2016年4月15日