米アップル社が古くなった製品を回収するのは、環境保護にプラスだからだけでなく、そこから「金をすくい上げ」ようとしているからだ。アップルの最新の年次報告書「環境責任報告書」2015年版によると、15年には古くなった携帯電話、タブレットパソコン、デスクトップ式コンピューターから金999.7キログラム、銀2999キログラム、銅1339.6トン、鉄1万478.6トンのほか、アルミ、ガラス、プラスチックなどを回収した。米ニュースネットワークCNNのサイトによると、回収した金は時価約4千万ドル(約43億2360万円)に上るという。アップルは報告書の中で、「弊社は再利用プロジェクトを通じて、2015年に9千万ポンド(1ポンドは約453.6グラム)近い電子ゴミを回収した。そのうち6100万ポンドは再生可能な材料だった」と述べた。新華社が伝えた。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年4月18日