在日本中国大使館、在福岡総領事館は22日、福岡総領事館で日本熊本地震救援表彰会を行い、熊本地震の救援活動に携わり、日本に滞在する中国人を救助した在日中国企業の代表、中国人留学生代表を表彰した。人民網が伝えた。
熊本地震の発生後、日本の中国企業、中国人留学生、在日華人らは日本の国民と共に積極的に震災救援活動に参加した。
表彰会に出席した程永華駐日大使は、式辞の中で「熊本地震の被災地では、多くの中国人留学生が強震の恐怖の中、互いに助け合って困難を乗り越え、救援活動に積極的に参加した。全日本中国企業協会連合会は在日中国企業を組織し、被災地のために募金活動を行い、人道主義の精神を示した。現地では被害の拡大は収まったが、まだ余震が続いている。在日中国公館は引き続き災害状況に注目し、在日中国人のために支援を提供していく」と述べた。
表彰会では、全日本中国企業協会連合会の彭卜鋼会長、熊本大学中国人留学生代表の朱詩画さん、郭暁萌さん、および九州地区華人企業家代表の蘇慶氏に程大使が賞状を授与、救済活動、中国人救助への積極的な貢献を表彰した。
熊本地震の発生後、在日中国公館は被災地にいた中国人の救出に全力を尽くした。李天然・駐福岡中国総領事によると、福岡総領事館は14日の地震発生後、在日本中国大使館の指揮の下、ただちに被災地に駆けつけ救援活動を行った。大型バス3台を派遣し、9回に分けて中国人計130人、外国人5人を被災地から撤退させた。現時点でこの地震による中国人の死傷者は報告されていない。22日、福岡総領事館は被災地救援指揮部を解散し、救援物資の配布および救援活動はひと段落を迎えた。
程大使は23日に熊本県を訪問し、現地の中国人留学生、華人・華僑を見舞うほか、熊本県の蒲島郁夫知事と会見し、慰問の意を表明する。(編集SN)
「人民網日本語版」2016年4月23日