14日から強い地震が連続して発生している日本九州では、現時点で少なくとも42人が死亡、1千人あまりが負傷、一時避難者は20万人に達した。人民日報が伝えた。
16日早朝、熊本県は再びマグニチュード(M)7.3の地震に見舞われ、被害が拡大した。14日以降、大きな地震が度重なり、地面が広い範囲で陥没、多くの建物が倒壊した。熊本県南阿蘇村では、地震後土砂崩れが発生、阿蘇大橋が崩落したことで救援活動に大きな支障が生じ、深刻な被災状況に陥っている。
日本文化庁によると、相次ぐ地震の影響で、熊本城や阿蘇神社など熊本県のシンボルとも言えるものを含め、熊本県内の34の文化財が、程度の差はあるものの被害を受けた。
現時点で、被災地の多くが断水・停電状態にあり、交通網がマヒし、飲料水や日用品がかなり不足しているという。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年4月18日