中国による強い反発や国際社会から大きな疑義を無視する形でオランダ、ハーグの南中国海仲裁裁判所(以下略称「仲裁裁判所」)は現地時間の7月12日にいわゆる裁定を発表した。人民網が伝えた。
中国外交部は、この裁定は無効で拘束力がなく、中国はこれを受け入れず、認めないことを厳粛に声明した。外交部の王毅部長は裁定に関する談話で「南中国海仲裁裁判は最初から法律の衣をまとった政治的茶番劇だった」と指摘している。
フィリピンの一方的な申し立てに応じて南中国海仲裁裁判所が示したいわゆる裁定は13日付の中国国内数十社の新聞の1面トップに大きく掲載され、明確な態度を示している。(編集JK)
「人民網日本語版」2016年7月14日
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