外交部(外務省)の洪磊報道官は5日の定例記者会見で「フィリピンが南中国海仲裁裁判を一方的に申し立てた後、多くの国と国際社会の識者が仲裁裁判所の権限拡大、権限乱用に懸念を表明し、国際法の秩序にとって深刻な衝撃になるとの考えを示した」と表明した。
【記者】最近、フィリピンの南中国海仲裁裁判で多くの国が中国側の立場への支持を表明していることについて、コメントは。
【洪磊報道官】公正は自ずと人心に在り。フィリピンが南中国海仲裁裁判を一方的に申し立てた後、多くの国と国際社会の識者が、交渉と協議による争いの平和的解決を堅持する中国を支持した。各国は「南中国海における関係国の行動宣言」(DOC)を忠実に履行すべきであると表明するとともに、仲裁裁判所の見せた権限拡大・乱用に懸念を表明し、国際法の秩序にとって深刻な衝撃となり、地域の平和・安定の維持にとって無益であり、「行動宣言」の枠組の協力と「行動規範」(COC)協議に深刻な影響を与えるとの考えを示した。(編集NA)
人民網日本語版」2016年7月6日
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