24日、イタリアのマッテオ・レンツィ首相は、地震で被害を受けたラツィオ州リエーティ県で会見を開き、イタリア中部で発生したマグニチュード6.2の地震による死亡者は少なくとも120人及ぶと発表した。新華社が伝えた。
ANSA通信によると、最も被害が深刻なアマトリーチェ市では64人の死亡がすでに確認されているという。
イタリア災害対策当局によると、今回の地震の規模は2009年に発生したラクイラ地震に匹敵するほどで、「極めて深刻」だという。
今回の地震は現地時間24日午前3時36分に、イタリア中部でマグニチュード6.2の規模で発生し、ペルージャ県ノルチャを震源とし、震源の深さは10キロとなっている。被害のあった地区では今も余震が続いている。なお、25日早朝の時点で159人の死亡が確認されている。
2009年にイタリア中部で発生したマグニチュード6.3のラクイラ地震では、300人以上が死亡した。(編集YK)
「人民網日本語版」2016年8月25日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn