9月11日午後2時13分、広東省掲陽出身の呉遠旋さん(22)が中山大学附属第一病院東院で亡くなり、その心臓、肺、肝臓、腎臓と目の角膜が臓器提供された。これらはそれぞれ北京、広州、無錫の患者7人に提供され、このかけがえのない「生命のプレゼント」は別の人の身体の中で新たな生命を紡いでいくこととなった。
呉さんは広東省東莞市で仕事をしていたが、3日午前5時、友人をバイクで会社に送る途中、交通事故に遭い、頭部に重傷を負って脳死状態となった。家族による話し合いの結果、呉さんの主な臓器全てを臓器提供し、病気で苦しむ人々を助けることを決めたのだという。広州日報が伝えた。(編集TG)
「人民網日本語版」2016年9月12日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn