李克強総理は現地時間19日夜、国連の潘基文事務総長とニューヨークで会談した。人民日報が伝えた。
李総理は「中国は常に国連事業の積極的な支持者、関与者であり、国連憲章の趣旨と原則の揺るぎない守護者でもある。中国は引き続き国連が重要な役割を発揮し、世界の平和・発展事業に貢献することを支持する」と表明。
「今年は『持続可能な開発のための2030アジェンダ』の始動及び気候変動『パリ協定』のスタートの年だ。最大の発展途上国として、中国は引き続き各国と心を一つにして協力し、できる限りの責任を担い、グローバル・ガバナンスの強化と改善、ウィンウィン実現のためにたゆまぬ努力をすることを望んでいる。国連が国際平和の責務を有効に履行し、開発問題の解決を優先的課題とし、開発の成果が各国の人々に的確に恩恵をもたらすようにすることも希望する」と指摘した。
潘事務総長は李総理の国連総会ハイレベル会合への出席を歓迎。「中国は国際問題で重要な役割を発揮している。国連は中国の気候変動対策、持続可能な開発といった重要なアジェンダへの積極的な関与、及び南南協力の促進、国際平和維持活動の展開における重要な貢献を称賛する。中国側と緊密に協力し、人類の直面する共通の試練への対処に努力し、世界の平和と発展を促進したい」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年9月21日
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