南昌のクルーズで見たパノラマサイズのライトアップショーの興奮も冷めやらない二日目の晩、今度は撫州でもライトアップショーを見学することになった。今回は同市の名人鵰塑園内にある擬■台(■は山へんに見)という石造りの楼閣のような建物の一面をスクリーン代わりに、両サイドから投影して行われる20分ほどの4Dライトアップショー。夏場は毎晩、現在は1日おきに上演されており、色鮮やかで立体的な映像を通じて、撫州の四季折々や観光、同市出身の著名な劇作家・湯顕祖などを紹介する。クルクルと変わる画面と、いかにも中国人好みといった感じの鮮明な色使い、溢れんばかりの中国要素そしてそれを美しく再現するハイテクが見事なコラボを見せる。夏場は連日多くの人々が夕涼みを兼ねて集まるのだという。今回はやや寒さを感じるほどの陽気だったが、寒空に浮かび上がる美しい光のショーに外国人記者たちも感嘆の声をあげていた。(文:玄番登史江)
「人民網日本語版」2016年12月1日
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