日本健康麻将協会、日中交流促進会などの団体から招待を受け、成都市の市民でつくる四川麻将文化交流団が麻将界初の訪日交流団体として、13−14日に訪日した。同団体は東京で、千代田区、千代田区社会福祉協議会、日本健康麻将協会が開催する第2回健康活力麻将交流大会に参加し、日本側の選手と四川省ルールで対局した。これは、2020年東京五輪で麻雀を公開競技にするための気運を高める中日民間交流活動で、四川省ルールの麻雀が初めて正式に世界進出した。在日華字紙・中文導報が報じた。
現在も日本人に好かれている娯楽である麻雀は、もともとは四川から日本に伝わったもの。1907年頃、四川一帯で教育活動に従事していた名川彦作が、麻雀牌を日本に持ち込んだのが始まりとされている。
同交流大会では、中日双方の選手24人が対局。日本側の山内慶氏が個人賞を受賞。団体では、日本側が4ポイントのリードで交流大会団体賞を受賞した。
対局後の表彰式で、日本健康麻将協会、千代田区社会福祉協議会の会長を務める田辺恵三氏が主催者を代表し、「今回の活動によって、『高齢者の交流を促進し、認知症を防止する』という麻雀の効能をより広く宣伝し、認識させることができ、かつ中日双方の友好をさらに促進することができた」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年12月1日
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