張賢寧さんは、かつて北京舞踏学院の中国古典舞踏学科を卒業後、教員として同学院で教鞭をとっていたが、今までと違った生活や世界を体験したいという思いから、離職。台湾地区に旅行した際、茶道と華道に触れた彼女は、これこそ自分がずっと探し求めていたものだと感じ、茶道とフラワーアレンジメントを習得するための勉強に励んだ。人民網が伝えた。
2年にわたって勉強した張さんは2014年、中国の国家高級礼儀作法講師、高級茶道講師、北京生花協会会員などの肩書きを習得して、故郷の遼寧省瀋陽市に戻り、茶道やフラワーアレンジメント、ダンス等のレッスンが受けられるカルチャースクールを立ち上げた。
そして2016年の春節(旧正月、今年は1月28日)に、張さんは女の子を出産。彼女には新たに「母親」という肩書きが増えた。
張さんは、「毎日、花に囲まれているととても嬉しい気持ちになる。初めて中国式の生花を習った時、かつて自分が中国の古典舞踊を習っている時の感覚を思い出した。それは茶道を学んだ時も同じで、中国舞踊と繋がるものを感じた。美しいものというのはすべて通ずるものがあり、言葉ではなく、触れることや感じることで、人の心を豊かにしてくれる」と語った。(編集TK)
「人民網日本語版」2017年3月13日
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