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日本最高峰「こうべ全国洋舞コンクール」で優勝した重慶出身のダンサー

人民網日本語版 2017年01月18日10:36

日本でバレエの講師を務める張縁睿(チョウ エンルイ)さんは、2004年に日本最高峰の「こうべ全国洋舞コンクール」のクラシックバレエ男性シニア部門で優勝した。また、張さんの教え子も数々の賞を受賞しており、今ではロシア、パリ、ニュージーランドなどで活躍する生徒もいる。そんな張さんの今の最大の願いは、舞踊を通して、出身地である重慶と日本の文化交流を促進することだ。(文:楊野。重慶晨報掲載)

いとこの姉の影響で舞踊の道に

張さんは小学校5年生の時に、重慶芸術学校で民間舞踊を習い始めた。そのきっかけになったのが張さんのいとこの姉だという。

「子供の頃、僕はいとこの姉の家で育った。いつもいとこの姉と遊んでいた。その後、いとこの姉が北京舞蹈学院に入学した。いとこの姉の影響で、僕も9歳の時に重慶市歌舞団に入った」と張さん。

それからというもの、毎朝6時半に起きて練習し、7時に朝ごはんを食べる生活で、家に帰れるのは1週間に一度だけ。それでも、張さんはあきらめることなくそれを続けた。「始めはいとこの姉が勉強しているからという理由だけで舞踊を習っていたが、その後舞踊が本当に好きになった」と張さん。


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