「一帯一路」(the belt and road)国際協力サミットフォーラムは15日、北京の雁栖湖国際会議センターで円卓サミットを開催した。30カ国の首脳及び国連、世界銀行、国際通貨基金のトップが出席。「国際協力を強化し、『一帯一路』を共に建設し、ウィンウィンの発展を実現」をテーマに、発展戦略の連結、コネクティビティの強化、人的・文化的交流の促進などについて意見交換し、広範な共通認識にいたり、共同声明を採択した。人民日報が伝えた。
習主席は開会の辞で「中国側が今回のサミットフォーラムを主催するのは、協力の大計を共に話し合い、協力のプラットフォームを共に建設し、協力の成果を共に享受して、『一帯一路』建設が各国の人々により良く幸福をもたらすようにすることが目的だ。円卓サミットを通じて、共通認識を一層固め、『一帯一路』建設の国際協力の方向を明示し、青写真を描きたい」と指摘。
「われわれは互恵・ウィンウィンを推し進め、協力の方向を明確にし、パートナー精神に基づき、共に話し合い、共に建設し、共に享受する方針をしっかりと堅持し、 政策の意思疎通、インフラ施設の連結、貿易の円滑化、資金の調達、民心の通じ合いを共に努力する目標とし、開放の中での協力、協力の中でのウィンウィンを堅持し、対話によって溝を解消し、協議によって争いを解決し、地域の安全と安定を共に維持する必要がある。政策面の調整を緊密化し、発展戦略を連結する必要がある。『一帯一路』建設協力を持続可能な開発のための2030アジェンダ、G20杭州サミットの成果と結合し、地域発展計画と連結し、関係国の発展計画と調整して、『1足す1は2より大きい』効果を生む必要がある。プロジェクト主導により、インフラの連結、実体経済の協力、貿易・投資の自由化と円滑化、金融協力、民心の通じ合いの面で実務協力を深める必要がある」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年5月16日
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