「蚊はなぜ人を刺すのか」と周囲の人に聞いてみると、蚊は女性を好んで刺すという「性別説」、O型の血を好むという「血液型説」、白くなめらかな肌を好むという「肌の良し悪し説」など、さまざまな答えが返ってくるだろう。それでは実際のところ、どのような人が、特に蚊に刺されやすいのだろうか。広州日報が伝えた。
◆CO2排出量が多い人
肺活量が大きい人、肥満、息の荒い人の方が刺されやすい。
◆汗っかき
汗っかきの人は血液中の酸性が強く、蚊にとって魅力的。そのため汗が多い、汗をかきやすい人が刺されやすい。蚊は皮膚のきめが粗く、毛穴の大きい人を好む。なぜならこういう人は汗腺が発達しているか、排出する汗などの分泌物が多いからだ。
◆暗い色の服を着る人
蚊は光を恐れるが、暗すぎるのも嫌がる。最も好むのは、弱い光だ。日中に暗い色の服を着ると、反射する光が弱くなるので、蚊に好まれる。また蚊は体温が高めの人を好むが、暗い色の服は熱を吸収しやすい。これらの要素が重なり、暗い色の服を着ると蚊に刺されやすくなる。
◆化粧を好む人
香水、ヘアミスト、フェイスクリームなどの花の香りのする化粧品を使うと、蚊に刺される可能性が高くなる。多くの化粧品には、蚊を引きつける化学成分が含まれるという。
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◆蚊よけのコツ
1.運動後は早めに風呂に入り、肌を清潔に保つ。
2.日常的に活動する場に蚊が多くいるならば、長袖の服を着る。服には汗など肌からの分泌物の匂いを隠し、蚊を引きつけない効果がある。
3.屋外で活動中は、白い服を着る。
4.夏は暑いからといって靴下を脱がない。裸足になると汗の匂いがすぐに広がり、蚊を引きつける。
5.蚊よけスプレーは日焼け止めと同時に使わない。蚊よけスプレーの成分はディートやアルコールで、同時に用いることで蚊よけの効果が弱まり、完全に失われることもある。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年5月16日
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