現代人は運動量が少ないが、家事を多めにやれば、運動の効果を得ることができる。英国の学者はこのほど、家事と健康の関係に関する専門的な研究を行い、家事のエネルギー消費量を導き出した。生命時報が伝えた。
研究によると、服の整理とモップがけは150−200キロカロリー、部屋掃除は120−170キロカロリー、窓拭きと洗車は175−250キロカロリー、犬の散歩(早歩き)は160−180キロカロリー消費できるということだ。
家事によって1時間内のエネルギー消費量は異なる。毎週5日・毎日30分で、ある程度疲れる家事をすれば、その運動量だけでも健康を維持できる。例えば服の整理では服を畳んで片付けるといったプロセスで移動する必要があり、筋肉と関節を柔らかくし、スタミナと関節を鍛えることができる。モップがけ、掃除、窓拭き、洗車などの家事も移動する必要がある上、さらに腕と腰を多く用いるため、腰の筋肉の柔軟性を鍛えることができる。犬の散歩ではなるべく歩くか走るかし、さらに一定の力を込めてリードを引くことで、心肺機能を強化し、腕の力を鍛えることができる。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年3月22日
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