河南省安陽市殷都区大司空村の少数民族の目立った特徴を備えた墓葬発掘現場で15日、作業員が発掘作業を行っていた。
考古学者は先ごろ安陽殷墟大遺跡保護区で、北方の草原に住む少数民族の特徴を備えた墓葬群を発見した。土層と出土した器物から判断すると、この墓葬は今から1800年ほど前の、後漢後期から魏晋南北朝時代のものと見られている。副葬品には多くの銅・鉄釜、鉄剣・刀があり、瑪瑙やトルコ石で作った玉、銅鏡、金のイヤリング、銀の腕輪などが含まれる。これは少数民族と漢文化の融合を研究する上で、一定の意義を持つ。
考古学者は現在、墓の下にある今から3000年ほど前の、殷商時代の土層の発掘に取り組んでいる。家屋の基礎、道路、灰坑、墓葬が見つかっており、その一帯は商の時代に非常に重要な土地だったと見られている。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年5月18日
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