前漢列侯墓園・海昏侯墓の発掘作業中、現存する最も古い孔子像が描かれた器物が発見されて注目を集めている。考古学者は当初、これを屏風と判断していたが、文化財保護作業が進められる中で、これが服を着る際の鏡であることが明らかになった。器物には「衣鏡賦」の文字が記されており、その文字からこの器物のおおよその状況が分かるようになったためだ。央視網が伝えた。
この鏡は縦70.3センチ、横46.5センチで、鏡、ケース、蓋の3つに分かれている。鏡はなめらかな長方形の銅板で、ケースにはめ込まれている。装飾には豊富な内容が含まれる。現時点で最古の東王公の人物像があるほか、孔子や弟子たちの生涯を紹介する2000字以上の文字が記載されており、漢代の歴史研究にとって重要な意義を持つ。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年1月16日
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