「中国大学統一入学試験の数学問題に挑戦するロボット・準星」と名付けられ、成都ハイテク区で開発された人工知能「AI-MATHS」が7日、2017年中国大学統一入学試験の数学試験問題に挑戦した。ネットや試験問題のデータベースによるサポートを受けないという条件下で、「AI-MATHS」は文科系向けの数学試験問題に挑戦し、150点満点の試験において、22分間かけて105点の成績を収めた。中国新聞網が伝えた。
同じように隔離された環境の中で、中国の受験生は2時間かけて同じ試験問題を完成させる。一方の「AI-MATHS」が1問にかける時間は最速で1秒未満だった。
「AI-MATHS」の研究・開発に携わった成都准星雲学科技有限公司は科学技術部(省)が行う「スーパーブレイン計画」(863計画)に参加している。同計画の目標は、「中国大学統一入学試験用の人工知能」が2020年に北京大学と清華大学を合格することだという。(編集YK)
「人民網日本語版」2017年6月8日
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