現在浙江省烏鎮で開催されている第3回世界インターネット大会で、烏鎮シンクタンクは網易科技と共同で「烏鎮指数:世界人工知能発展報告書(2016)」を発表した。同報告書は産業・学術・投融資の面から、世界人工知能産業の発展の現状と趨勢について分析した。科技日報が伝えた。
◆米AI企業数が世界をリード
報告書によると、世界人工知能(AI)企業の分布は、三者鼎立の様相を呈している。主に米国・欧州・中国などに分布している。うち米国が2905社で世界一。
中国のAI企業数は米国に及ばないが、北京・上海・深センの企業数は世界の7.4%を占め、世界AI企業都市ランキングの第3・6・8位につけている。
◆AIに関わる科学研究の実力、中国が急成長
報告書によると、米国はAI企業数、投融資規模のほか、研究成果でも首位となっている。米国のAI特許累計出願件数は2万6891件に達し、世界一となっている。中国は1万5745件で2位。
しかし中国の潜在力を軽視できない。特許面で、中国はすでに猛追している。中国特許年間出願件数は、2012年以降米国を上回っている。中国の毎年のAI特許出願件数、取得件数は、2001年比で約40倍ほどとなっている。
◆世界トップ50校に中国3校
報告書によると、AI分野の世界トップ50校のほとんどが北米、英国、欧州各地の大学となっている。アジアからの入選は3校のみ。
清華大学は中国大陸部の大学の首位になった。企業数、特許出願件数で好成績を収めた広東省の大学は、トップ10入りを果たせなかった。そのうち中山大学は第11位、華南理工大学は第17位。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年11月18日
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