創新工場会長兼CEOの李開復氏は、ユニコーン企業に関するイベントに出席した際に、「人工知能が各産業の代替品になる。人工知能の台頭は、中国で生じるかもしれない。今後10年間に渡り、ユニコーン企業のうち人工知能企業が最も多くなる」と述べた。北京晨報が伝えた。
李氏は「人工知能は中国で多くの台頭のチャンスを持つ。中国の教育により優秀な理系の人材が輩出されており、力を発揮することができる。中国の伝統的な企業は米国よりも遅れており、人工知能は高い価値を生む。中国の多くのユニコーン企業は現在、人工知能の専門家の招聘に取り組み、価値を高めようとしている。米国企業は中国での現地化が困難であり、中国の人工知能企業に条件と機会をもたらしている」と指摘した。
李氏は秘書、翻訳、警備など、現在の仕事の50%が10年後、人工知能に取って代わられるだろうと予想している。
しかし李氏は同時に、人工知能は万能ではないと述べた。ビッグデータ、トップクラスの科学者、非常にはっきりした境界線、非常に良好な注釈、非常に多くの計算量という条件が揃うことで、人工知能は初めて絶対的な価値のある製品を作ることができる。百度(検索)、淘宝(オンラインショップ)、滴滴(配車サービス)では、人工知能のエンジンが使用されている。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年12月7日
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