現在、「復興号」の中国標準車両には「CR400AF」と「CR400BF」の2種類の型がある。400は速度等級のことで、この車両のテスト走行速度が時速400キロメートルに達したことを意味し、実際の走行速度は時速350キロメートルだ。同公司は今後、輸送市場のニーズを踏まえ、「CR300」や「CR200」シリーズの中国標準車両を順次開発するという。
▽「復興号」の新たな注目点は何か
「和諧号」には車両の屋根に出っ張りがあり、これはパンダグラフと空調システムだ。「復興号」はこの部分が屋根下にある通気システムの中に収められたため、車両の空気抵抗が既存の「CRH380」シリーズより7.5~12.3%低下し、350キロメートルで走行している時の100キロメートルごとの乗客一人あたり平均エネルギー消費量が約17%減少した。
「復興号」のより優れた点はその車体にあり、車両内の空間はより広く、騒音はより小さくなった。また「高速鉄道は速くて携帯電話の電波が届かない」といった不満に対処するため、車両内にWiFiネットワークを完備した。
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn