アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで絵を描くマーティン・ラメーツィアさん
アルゼンチンの書画家のマーティン・ラメーツィアさんの家に入ると、中国の要素にあふれており、中国人アーティストのアトリエに来たような気分になる。2000年、マーティンさんはアルゼンチンのチャイナタウンで行われていた中医学の授業を受け、その魅力に引き込まれたという。そして、インターネットで資料を調べ、現地にいる華僑のアーティストに弟子入りして学ぶようになり、漢字の構造や意味を理解できるようになった。漢字は1本のカギのように、マーティンさんの中国文化に対する情熱の扉を開けた。書画に国境はなく、絵画の基礎があるマーティンさんは中国画のテクニックもマスターした。今では、マーティンさんは中国の要素を自身の作品に盛り込み、中国の芸術を独特の形式で表現している。マーティンさんは、中国と西洋の文化をコラボさせることで自身の作品にさらに大きな「命」を吹き込んでいると感じている。マーティンさんの作品を通して、中国の芸術作品がアルゼンチンでもより広く受け入れられ、愛されるようになっている。
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