豪州の研究者が発表した研究結果によると、仕事で長く座ると腸がんになる可能性が高くなる。研究者はなるべく運動し、この可能性を下げるよう呼びかけている。この結果は英国の学術誌に掲載された。科技日報が伝えた。
豪ビクトリア州がん協会上席研究員、同研究筆頭著者は、「研究により、仕事で長く座る人が腸がんになる可能性が約44%高まることが分かった。ランニングや自転車など体を動かし通勤するか、事務所で適度に運動することで、直腸がんや結腸がんになる可能性を下げることができる」と指摘した。
同氏は、「BMI、喫煙状況、アルコール摂取量と同じく、長く座ることは健康状態に影響を及ぼし、がんのリスクを高める要素だ。長く座る人が腸がんになる可能性は、頻繁に運動する人を上回るが、長く座ることはがんを引き起こすハイリスクの要素ではない」と話した。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年9月13日
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