第4回日中教育交流会が27日、京都で開催され、中国教育部(省)の林蕙青・副部長、在大阪中国総領事館の李天然・総領事、在日本中国大使館の胡志平・公使参事官、北京外国語大学中日人文交流研究センターの白剛・理事長、環球翔飛教育集団(日中文化交流センター)の李欣立・董事長、北京大学、復旦大学、中国人民大学、早稲田大学、上智大学など、中日の高校、大学103校から来た国際交流事務関連の責任者208人が出席した。人民網が報じた。
開幕式で林副部長は、「中日両国の教育分野における交流には長い歴史がある。両国はアジアで最も留学生が多い国で、日本の中国人留学生は約10万人に達し、他の国に比べて最も多い。一方、中国の日本人留学生も約1万4000人に達し、長年安定している。その他、中日両国の青少年交流や大学学長・教師の交流、民間機関の交流などは常に非常に活発」と語った。
李総領事は挨拶の中で、「中日関係の改善・発展は、両国の国民の福祉、さらに、地域の平和と安定にも影響する。中日はアジア、世界における主要エコノミーで、協力を保つのは地域、ひいては世界にとって非常に重要だ。現在、中日関係は安定して改善に向かっており、両国の教育分野にとっては新たな発展の機会となっている」と語った。
そして、「中日教育交流会は、双方の教育分野の交流、協力の新たな取り組みとして、中日文化交流センターが各方面と共に努力して今回4回目を迎えた。これまでに、両国の大学、学者、青年のコミュニケーション、対話のために、架け橋となり、両国の人文分野の交流深化、国民の相互理解や親睦の強化、中日友好の促進の面で重要な役割を果たしてきた。今回も両国の約100校の大学の教授、学者が集まり、その規模は最大となった。関西地区の中日教育交流史に1ページを刻んだ」と成果を強調した。
京都府知事室の上田敏勝室長が代読した祝賀メッセージで、山田啓二京都府知事は、「来年は当府と中国陝西省が友好関係を締結して35周年。また、日中平和友好条約締結40周年という歴史的節目の年でもあり、陝西省政府と質の高い、継続的に意義のある交流を行うことを計画している。当府は、長い歴史を誇る古都であるだけでなく、『大学の街』、『学生の街』でもあり、世界各国の学生を呼び込むことができる魅力ある街を作れるよう取り組んでいる」とした。
同日午後、交流会会場では、中日両国の約100校の大学、科学研究機構、教育機構が、それぞれ留学生の派遣制度、海外で取得した単位の認定制度などをめぐって一対一の交流を行った。
同交流会は、環球翔飛教育集団と京都大学連盟の共催で、在大阪中国総領事館、北京外国語大学中日人文交流研究センターなどが協力した。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年11月28日
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