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第4回世界インターネット大会会場を取材

人民網日本語版 2017年11月29日15:21

第4回世界インターネット大会の開催まで残すところあと6日となり、カウントダウンの段階に入っている。大会の準備作業はほぼ終了している。今年はどのようなサプライズがあるのだろうか。浙江在線が伝えた。

◆烏鎮の随所で見られるIT技術

大会永久開催地の烏鎮の各出入口の安全保障作業が25日、正式にテスト運用段階に入った。例年と異なり、公安部は今年ビッグデータ、顔認証、セルフ確認・記録一体型装置など、一連のハイテク技術を採用している。

烏鎮風景区への入場は、人の手で入場券をチェックする代わりに顔認証技術を用いる。支付宝(アリペイ)のQRコードは、各店舗の「標準スペック」になっており、4Gネットワークでフルカバーされている。観光バスと観光用ボートにはGPS・北斗デュアルモジュール測位システムが搭載されており、観光客は携帯電話でスキャンすれば救助要請を出すことができる。スマート駐車場に入るとすぐに空いている位置を知ることができ、カーナンバーが自動的に識別され、携帯電話のスキャンで駐車料金を支払うことができる。

人々が寝静まった頃でも、ベッドサイドテーブルのデリバリーQRコードをスキャンすれば、烏鎮で今年初めて提供されるデリバリーサービスを利用できる。羊肉麺を注文すれば、熱々のうちに届けられる。

他にも阿里無人スーパー、ゴミ拾いロボット、遠隔操作スマートロボット、スマート街灯など26件のスマート化プロジェクトがすでに稼働している。これらの施設は会期中に来賓や記者の利便性を高め、さらに一般人の生活を便利にする。

◆心づくしのおもてなし

烏鎮インターネット国際会展センターの烏鎮ホールは、本大会のメイン会場となる。職員は最後の準備に勤しんでいるところだった。裏方の仕事も例年より念入りになっている。

例えば去年の会期中に初お披露目となった「烏村」は、多くの来賓から注目を集め、好評だった。「烏村」は今年再び第4回烏鎮サミットの接待に参加する。また大型児童館、麦田プール、キッチン、ヨガルームなど各種総合型娯楽施設が設けられた今年新たに開放される文化センターを使用する。

さらに12月の烏鎮の西柵風景区では、すべての公衆トイレで24時間温水使用が可能となっている。

◆ボランティアにも注目

すでに公開されているボランティアのユニフォームはサファイアブルーを基調としている。今年のボランティアのは1240人で、昨年より200人以上増加している。

浙江伝媒学院、同済大学浙江学院などの大学生ボランティア250人が準備を整えており、うち100人が会期中にCCO(Chief Culture Officer)となり、来賓にマンツーマンでサービスを提供する。

例年の集団研修とは異なり、今年のボランティアは10-20人の各チームに分かれ、風景区の経験豊富なCCOから研修を受けた。大会の国際化の需要を満たすため、今年のボランティアはドイツ語、韓国語、スペイン語、アラビア語など10言語をカバーしている。(編集YF)

「人民網日本語版」2017年11月29日

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