李克強総理は10日午後にプノンペンでカンボジアのフン・セン首相、ラオスのトンルン首相、タイのプラユット首相、ベトナムのグエン・スアン・フック首相、ミャンマーのミン・スエ副大統領と共に瀾滄江―メコン川協力成果展を見学した。新華社が伝えた。
李総理と各国首脳は中国高速鉄道の展示ブースで「復興号」の運転シミュレーターに興味津々の様子で乗り込み、中国高速鉄道の装備配置と運転状況を感じた。
李総理は「インフラの相互接続は瀾滄江―メコン川協力の優先分野の1つだ。すでに中国ラオス鉄道、中国タイ鉄道が相次いで着工し、両国と中国側の生産能力協力実施の旗艦事業となっている。高速鉄道はすでに中国の装備製造の『黄金の名刺』となっている。中国側は自らの技術・ノウハウの強みを発揮し、地域の国々の発展ニーズと連結し、地域のインフラとコネクティビティ水準の格上げを促進し、各国の経済発展と民生改善が『高速鉄道時代』に入る後押しをしたい」と表明した。
各国首脳は農業、建材、バイオテクノロジー、モバイル通信の展示ブースも見学した。
李総理は「イノベーションは瀾滄江―メコン川協力の尽きせぬ原動力だ。われわれは時代の潮流に順応し、協力空間を掘り起こし、将来の計画を共に話し合い、瀾滄江―メコン川協力が絶えず民衆に幸福をもたらす新たな成果を挙げ、地域の発展と繁栄に持続的な新しい原動力を注ぐようにする必要がある」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年1月11日
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