冬の訪れとともに、北京市のスケート場は家族連れで賑わいをみせる。この日も、市内にある景勝地の什刹海にはスケートチェアや氷上自転車などの氷上ツールの使い方を親に教わったり、一緒に競争をする親子の姿が数多く見られた。
子供と一緒にスケートチェアで遊んでいたカナダ出身のアンドレさんは、「カナダでもたくさんのウィンタースポーツをしてきたが、このような天然のスケート場で遊んだのは初めて。氷上自転車などの氷上ツールも、カナダでは見たことがなく、とても楽しいひと時が過ごせた」と嬉しそうに話した。
毎年、冬になると北京市では什刹海だけでなく、朝陽公園など6ヶ所の天然スケート場を一般に開放している。氷の厚さは最低15センチを基準としており、安全確保のため、スタッフが毎日決められた時間に湖面の氷の硬さをチェックしている。
今年、什刹海のスケート場は2022年に北京市と河北省で行われる冬季オリンピックをテーマとして掲げている。こうした天然スケート場は、北京の人々に寒い冬の日にもウィンタースポーツに打ち込める場を提供している。(編集TK)
「人民網日本語版」2018年1月11日
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