習近平国家主席は10日、北欧・バルト海諸国の国会議長と会談した。新華社が伝えた。
習主席は「現在、中国と北欧・バルト海諸国の関係は良好な発展基調を保っている。双方の政治的相互信頼は着実に高まり、実務協力は実り豊かな成果を挙げ、人的・文化的交流は日増しに深化し、民意の基礎は一層堅固になっている。中国と北欧・バルト海諸国による健全で安定した持続可能な双方関係の発展、互恵・ウィンウィンの双方間及び地域協力の推進は、われわれ各自の国の利益に合致するのみならず、中国と欧州の包括的・戦略的パートナーシップの前向きな発展の推進にもプラスであり、平和・発展・協力・ウィンウィンという時代の潮流に符合する。双方は常に相互尊重、平等、包摂・相互参考を原則に互いの核心的利益と重大な懸念を尊重し、戦略的・長期的視点から双方関係の正しい発展の方向をしっかりと把握する必要がある。引き続き上層部交流の勢いを保ち、交流を強化し、理解を増進し、共通点を求めて差異を解消し、共通認識を拡大する必要がある。各自の発展戦略を連携し、実務協力の分野とルートを拡大する必要がある。特に『一帯一路』(the Belt and Road)イニシアティブの枠組での協力を強化し、ユーラシア大陸の相互接続がもたらす発展のメリットを共に享受する必要がある」と指摘した。
各国国会議長は「中国は経済発展、民生改善、貧困削減・脱却、環境保護の面で歴史的な成果を挙げた。北欧・バルト海諸国は中国との親善を重視しており、中国との友好協力関係を一層発展させたい」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年1月11日
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