日本の安倍晋三首相は10日、「一帯一路(the Belt and Road)」イニシアティブへの協力について、「個別の案件について、きちんと日本で対応できるものは対応したい」と述べた。新華社が伝えた。
安倍首相は同日午後、首相官邸で自民党の二階俊博幹事長と公明党の井上義久幹事長から昨年末に訪中して出席した「日中与党交流協議会」の報告を受けた際に、このような見方を示した。
安倍首相は「一帯一路」イニシアティブについて、「中国の考え方もかなり整理されてきている。個別の案件について、きちんと日本で対応できるものは対応したい」と述べた。
両幹事長は安倍首相に提言を行い、日中関係改善の大きなチャンスを逃すべきではなく、両国トップの相互訪問の実現に努力すべきとした。安倍首相は日中の首脳交流に関して「しっかり取り組みたい」と述べた。
日本メディアの報道によると、昨年下半期以来、安倍首相はさまざまな場面で日中関係の発展を推進する考えを表明してきた。今月5日に東京で時事通信社主催の新年互礼会に出席してあいさつした際には、「今年は日中平和友好条約締結40周年である。今年は40周年にふさわしい、日中関係が大きく改善したと両国の国民が認識できるような1年にしていきたい」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年1月11日
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