22種の主要インターネットサービスの使用率(写真はCNNICの報告書のスクリーンショット)
◆ネットユーザーは昨年、何をしていたのか?
報告書によると、2017年には各種インターネットサービスの利用者数がいずれも増加した。うち、ネットデリバリー利用者数の年間増加率が64.6%と、伸びが最も顕著だった。携帯電話を見ると、ネットデリバリー利用者数が66.2%増、旅行予約利用者数が29.7%と大幅に増加した。
報告書によると、携帯電話はオンライン旅行予約の主要ルートになっており、その利用者数は2016年末より7782万人増(29.7%増)の3億4000万人に増えている。使用比率は2016年の37.7%から、45.1%に上昇。
中国のモバイル決済利用者数が増加を続け、その使用習慣がより定着した。昨年12月時点で、中国のオンライン決済利用者数は2016年末より5661万人増(11.9%増)の5億3100万人に達し、利用率が68.8%に達した。
うち、モバイル決済利用者数が急増し、2016年末より5783万人増(12.3%増)の5億2700万人に達した。利用率は70.0%。ネットユーザーがオフライン消費でモバイル決済サービスを利用する割合も、2016年末の50.3%から65.5%に上昇していることは注目に値する。しかもオフライン決済は、農村部のネットユーザーへの浸透を加速している。
2017年下半期には、シェア自転車が利用者数の伸び率が最も高いサービスとなった。昨年12月時点で、国内のシェア自転車利用者数は2億2100万人に達し、ネットユーザー全体の28.6%を占めた。利用者数は半年で1億1500万人増加(108.1%増)した。これは携帯電話でネットを利用するネットユーザーの10人中3人がシェア自転車を利用している計算になる。
ネットライブ配信の発展も無視できない。昨年12月時点の中国ネットライブ配信利用者数は4億2000万人に達し、ネットユーザー全体に占める割合は54.7%に達した。これはネットユーザーの2人中1人が、ネットライブ配信を利用していることになる。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年2月2日
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