第4回世界インターネット大会が5日、浙江省烏鎮で閉幕した。同大会に参加したゲストの人々はこの3日間にわたり、「デジタル経済を発展させ開放共有を促進する——手を取り合いサイバー空間の運命共同体を共同建設する」というテーマをめぐり、積極的に考えと知恵を提供し、革新の成果を展示し、協力方法を模索し、実り豊かな成果を手にした。人民日報が伝えた。
同大会は各方面の共通認識を広く凝縮し、斬新な見解を共有し、知恵の力を集めた。20回にわたり開かれたサブフォーラムは明確ではっきりとしたテーマとなっており、それぞれの特色を備え、ゲストが考えを共有し斬新な見解を提供するハイエンドなプラットフォームとなった。同大会の重要な成果としては、「中国インターネット発展報告書2017」と「世界インターネット発展報告書2017」という2つの青書が初めて発表されたことが挙げられる。過去の成果をまとめ、現状の特徴を分析し、未来のトレンドを展望し、各国がインターネット発展をより良く促進するための参考材料になった。また、同大会の年間成果文書「烏鎮ビジョン」が発表された。これは世界インターネット発展とガバナンスに関する共通認識が、再び確かな一歩を踏み出したことを意味する。
同大会は革新の成果を集中的に展示し、最先端のトレンドを示し、発展の方向をリードした。今回の「インターネットの光博覧会」には世界的に有名なIT企業とベンチャー企業400社以上の、最新の科学技術の成果と応用が集まり、世界のインターネットの最新発展動向を示した。世界インターネット先端科学技術成果発表会により、同大会は世界のインターネットのトップクラスの科学技術が集まる場、そのバロメーターとなった。
また同大会は協力プラットフォームを積極的に構築し、連動を強め、共通管理と共有を促進したほか、国連経済社会理事会、国際電気通信聯合、世界知的所有権機関などの国際機関を協力先として招待し、協力枠組みとパートナーシップを掘り下げた。同大会は実務的協力プラットフォームを積極的に構築し、国内外の政府・民間組織・企業などによる一連の影響力あふれる協力成果の形成を促進し、さらに「一帯一路」(the Belt and Road)デジタル国際協力イニシアティブなど複数の協力協定を採択した。「双創熱土」プロジェクトマッチング活動では、マッチングされたインターネットプロジェクトが1200件に達し、総額130億元(1元は約17円)以上のプロジェクトの契約が現場で交わされた。世界インターネット大会の実効性と求心力がさらに際立った。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年12月6日
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