「社飯」とは、湖北省恩施トゥチャ族ミャオ族自治州の住民たちが、立春から5回目の戊日(現地で「社日」と呼ばれる)にかけての期間に作る伝統的な食べ物である。本来、祖先を祀る際に使用していたが、現在はトゥチャ族の春定番の郷土料理として作られている。新華網が伝えた。
「社飯」は素材選びからこだわっており、山で採れるカワラニンジン、アサツキ、ナズナなどの早春の植物は必須の材料だ。これらを臘肉(燻製肉)やもち米などと混ぜ、木製の甑(蒸し料理に使用する調理器具)で蒸すと、春らしい良い香りを漂わせた「社飯」が完成する。(編集TK)
「人民網日本語版」2018年3月16日
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