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機内食の安全をいかに保障するか?

人民網日本語版 2018年03月16日15:40

機内食は、どのように製造されるのだろう?また、食の安全は、どのようにして保障されているのだろうか?14日午前、上海出入国検験検疫局は、一般市民とともに東方航空食品有限公司を訪問、神秘のベールに包まれた機内食の全貌が明らかになった。新民晩報が伝えた。

製造現場で人々が目の当たりにしたのは、製造の全プロセスがコールドチェーンで行われている様子だった。全ての機内食に対し、その原料から加工、車への積み込みまで、極めて厳格な温度コントロールが実施されている。冷蔵庫の庫内温度は0℃~5℃で、冷凍庫は—18℃以下。高熱加工が好ましい料理は、急冷設備に入れ、6時間以内に料理の温度を60℃以上から10℃以下に下げなければならない。また、海外から導入されたマイクロ波で震動を起こし、カリフラワーやホウレン草の中にいる小さな虫が出てくる仕組みの機械も人々の注目を集めた。

前日に仕入れられた食材が、次の日には、香しく美味しそうな料理に調理されて機内に運ばれる。生鮮青果にいたっては、当日の午後には機内に搬入可能という。航空機の遅延時間が長すぎる場合には、機内食は破棄される。

このほか、空港の検験検疫局の食品快速検査車も、機内食の安全保障に一役買っている。わずか十数分のうちに、車上の「小型実験室」でスピーディな検査検疫が実施される。農薬残留の有無や亜硝酸塩の基準超過に関するチェックが行われ、機内食の安全に対する判断が下される。(編集KM)

「人民網日本語版」2018年3月16日

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