外交部の王毅部長は8日、中国を訪問したアフリカ連合(AU)委員会のムーサ・ファキ委員長とともに中国-アフリカ連合第7回戦略的対話を実施し、その後で行われた共同記者会見に臨んだ。王部長とファキ委員長は西側メディアが「中国はAU本部会議センターの建設を支援する立場を利用してAUを盗聴した」と伝えたことについて、相次いで反論した。
ファキ委員長は、「AU本部会議センターは中国が善意の支援により建設したもので、個別のメディアがAU首脳サミットの開催直前にこのような情報を突然発表したのは、決して偶然ではなく、完全にデマであり、面倒を引き起こそうとしているからだ。AUは、中国にはそのようなことはしなかったし、する必要もないとわかっている。中国・アフリカ関係は動揺してはならず、AUと中国の現在の共同任務は協力を強化すること、双方の国民の幸福を増進することにほかならない。このようなデマが中国・アフリカ関係に損害を与えることはあり得ないし、私たちの心をばらばらにすることもできない」と述べた。
王部長は、「AU本部会議センターは中国・アフリカの友情の象徴であり、中国・アフリカ協力の結晶であり、いかなる個人や勢力もこれを侮辱するわけにはいかない。中国は無私の心で支援する側、AUとアフリカは支援を利用する側であり、双方の協力の状況がどんなものか、最も大きな発言権があるのはAUとアフリカのきょうだいたちだ」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年2月11日
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