世界赤十字デーである8日、四川省成都市のある学校のキャンパス内に、壁を伝って移動し、屋根の上を走る5人の「スパイダーマン」が登場した。彼らは同校にある30メートルの教学棟の屋上からあっという間に地面まで降り、そのかっこいい姿によって多くの学生たちの注目を集めた。この「スパイダーマン」たちは同校の特殊兵を退役した教官たちが扮したもので、高層階から迅速に退避する訓練で学生たちの関心を集めるための試みだ。同イベントを企画した同校の高維岩部長は、毎年世界赤十字デーになると、学校の教職員と学生全員に緊急救護や応急退避演習及び、突発事件対応のトレーニングを行わせるという。これにより、緊急時の救援の知識を身につけさせ、自分や他者を救援する際のスキルや、命の大切さに対する意識を高めることを図っている。中国新聞網が伝えた。(編集TK)
「人民網日本語版」2018年5月9日
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