浙江省紹興市出身の銭華さん(56)は、同市で未使用の状態だった古い建物をリフォームして書店にした。銭さんはその書店の唯一の店員だ。新華網が報じた。
銭さんは大学に通ったことはないものの、読書が大好きで、「どの都市にも、書店らしい書店が必要。私には何のとりえもないが、この書店を故郷に捧げたいという思いは強い」と話す。2017年、歴史ある八字橋の近くでオープンしたこの「荒原書店」は、落ち着いたレトロな雰囲気が漂い、コンサートや芸術展、文化サロン、映画鑑賞会などのイベントを不定期開催しており、静かな古城の文化ランドマークとなっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年7月6日
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