「国際軍事競技大会2018」で中国が運営する競技が29日に始まった。中国軍の競技参加は5年連続、競技運営は2年目だ。今年の競技では5つの「初」が注目される。新華社が伝えた。
戦車の実弾射撃(撮影:羅興倉)
ヘリ編隊のデコイ発射(撮影:袁凱)
空中攻撃(撮影:趙治国)
空中攻撃(撮影:袁凱)
ロケット砲の一斉砲撃(撮影:趙治国)
突撃砲の攻撃(撮影:趙治国)
軍事競技(撮影:袁凱)
対戦車ミサイルの発射(撮影:趙治国)
初めて年次訓練計画を軍事競技と結びつけた。「国際軍事競技大会2018」は年次訓練任務と大衆的練兵競技活動を結びつけて競技を実施する。陸軍は新隊員が60%を下回らないことを定めている。海軍は競技参加人員を厳格に選抜。
初めて士官学校が単独チームで競技に参加。陸軍装甲兵学院士官学校は「軍営修理」競技に参加。陸軍工程大学軍械士官学校は「武器名手」競技に参加。参加隊員は全て在校生であり、競技後陸軍末端部隊に勤務する。コーチは学校の教員だ。
初めて海軍が競技を運営。福建省泉州競技区は「海上上陸」海兵隊分隊競技を運営。陸軍と空軍は昨年競技を運営したが、海軍は初だ。これは海軍の良いイメージと海兵隊の立派な風采を示すものだ。
初めて陸軍が「安全ルート」競技を運営。「安全ルート」は工兵分隊の競技だ。新疆コルラ市で行われる競技には中国、ロシア、パキスタン、ウズベキスタンの軍が参加する。中国側は南部戦区陸軍が参加する。
初めて「轟-6K」と「運-9」が外国での競技に参加。中国空軍が派遣する5種類の軍用機のうち、「轟-6K」爆撃機と「運-9」輸送機は外国での競技に初めて参加する。「轟-6K」は中国が自主開発した中長距離爆撃機で、長い航続距離、ミサイル・爆弾を多数搭載、高いスタンドオフ精密攻撃能力という特徴を備える。「運-9」輸送機は国産の新型中距離中型輸送機で、高い任務適応性、先進的な総合航行システム、高い機動性という特徴を備え、2014年の珠海航空ショーで初展示された。(編集NA、LX)
「人民網日本語版」2018年7月30日
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