「北京観光緑書:北京観光発展報告(2018)」がこのほど発表された。これによると、観光業はすでに、北京が「国際一流レベルで調和のとれた住みやすい都市」を建設する上での重要産業となり、数年前から北京で開催されている様々な「ホームグラウンド外交活動」はいずれも、首都観光の隆盛をけん引しているとした。北京日報が伝えた。
中国の首都である北京は、「ホームグラウンド外交活動」を展開する上で、明らかな優位性を誇っている。緑書によると、この数年のさまざまな「ホームグラウンド外交活動」は、首都観光のイメージを普及する上で好ましい基礎を固め、都市公共サービスレベルの向上に依拠して首都観光の競争力を増強し、首都国際観光市場を開拓し、首都ビジネスやコンベンション観光の発展を促進してきた。
統計データによると、「十二五(第12次五カ年計画:2011-2015年)」期間中、北京コンベンション業界の総収入は、「「十一五(第11次五カ年計画:2006-2010年)」期間に比べ62.7%増加し、879億元(約1兆4千億円)に達した。「十三五(第13次五カ年計画:2016-2020年)」期間に入っても、北京市のコンベンション業は好調な成長を維持、2016年に北京で開催された国際会議は113件、世界の各大都市のうち第15位、アジア・太平洋地域で第4位、中国では首位に立った。緑書は、「北京は引き続き、ホームグラウンド外交としての優位性を発揮し、ホームグラウンド外交の『北京サービス』ブランドを形成し、首都国際コンベンション観光の目的地としてのイメージを強化すべきだ。また、首都ホームグラウンド外交活動に関連した特色ある観光商品を開発することも可能だ」と提案している。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年9月3日
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