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中秋節を前にまたもユニーク月餅 故宮博物院vs成都博物館のどちらに軍配? (2)

人民網日本語版 2018年09月21日10:50

故宮の文化クリエイティブグッズの売上高は年間10億元(約163億8000万円)を超えており、博物館の文化クリエイティブという分野においてモデルケースとなっている。一方、今年は成都博物館も中秋節に合わせてオリジナル月餅を打ち出し、話題となっている。

四川省成都市内にある成都博物館は、その建物の外観デザインや収蔵品である陶器の人形・陶俑などをモチーフにした月餅を打ち出した。この文化財がたっぷり詰まった月餅詰め合わせのギフトボックスには中国の伝統文化である星図の二十八宿や月の相図をモチーフにデザインされており、非常に高級感のある仕上がりになっている。

箱を開けると、同博物館のさまざまな要素を盛り込んだ6種類の月餅が詰められており、その個数には何事も順調という「六六大順」の意味が込められている。竹炭の真っ黒な皮にカフェラテ味の餡を包んだ月餅は博物館の建物外観をデザインしているほか、ワインレッドの皮にスパイシーな牛肉の餡を包んだ月餅はサイの陶俑を、竹炭の真っ黒な皮に梅とローゼルの餡を包んだ月餅は三星堆遺跡から出土した仮面を、黄色い皮にナツメの餡とクリーミーな小豆餡を包んだ月餅はそれぞれ笑顔の男女の陶俑を、ワインレッドの皮に煮込み豚肉の餡を包んだ月餅は最もオーソドックスなウサギがデザインされており、思わず食べるのがもったいなく感じるほどの仕上がりとなっている。(編集KN)

「人民網日本語版」2018年9月21日 


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