巨匠ジェームズ・キャメロンが製作・脚本を務めたSF超大作「アリータ バトル・エンジェル」が22日、大陸部で公開される。国際在線が伝えた。
製作側は20日、中国エリア版の公式ポスターを発表した。ポスターでは、アリータが、アイアン・シティのスクラップの中に立ち、ダマスカス・ブレードを手に、その鋭い刃先を天空の城にまっすぐ向けている。彼女の背後に立ち込める赤い彩雲は、まるで巨大な両翼のようで、運命に決して屈しないアリータが立ち上がることを暗示しているようだ。このサイボーグ少女と邪悪な勢力の衝突はまさに一触即発の状態で観る者を思わず興奮させる。
映画「アリータ バトル・エンジェル」は、日本の漫画家・木城ゆきとのSF漫画「銃夢」をもとにリメイクされた。時代は数百年後の未来で、頭だけが残されたアリータが、イド医師に発見され、新たな体を与えられサイボーグ人間となる。彼女は絶え間なく自分の記憶を想い出そうと試み、最終的にはその強烈な戦闘力で「賞金稼ぎ」となり、世界を救うというストーリー。ドキドキハラハラする起伏に富んだストーリー、複雑に入り組んだ人間関係、圧巻の戦闘シーン、そして目が覚めるようなビジュアル特撮効果が完璧に融合し、観客は主人公のアリータと一緒に自分を発見する旅へと誘われる。
同作品の国内での前評判は極めて高く、「映画の特撮効果は現時点で最高レベル」と絶賛されている点は注目に値する。メディアや映画評論家、原作「銃夢」ファンが、次から次へと、賞賛と推薦のコメントをSNS上に投稿したため、春節(中国の旧正月、今年は2月5日)後に最初に公開されるこのハリウッド作品に、人々は絶大な期待を寄せている。
「アリータ バトル・エンジェル」を一足早く鑑賞した著名映画監督の張芸謀や国際的映画スターの李氷氷、映画監督の烏爾善、女優の譚卓など各氏は、観賞を終えると真っ先にその感想をシェアした。張芸謀監督は、旧友でもあるキャメロン氏の新作について、「大変素晴らしい」と褒め称え、李氷氷は、作品中の強大なヒロインを絶賛、キャメロン氏のファンである烏爾善監督は、「作品のシリーズ第2弾・第3弾を一刻も早く見たい」と期待の言葉を寄せた。
「アリータ バトル・エンジェル」製作チームは、2日間にわたる中国でのPRイベントにおいて、作品の中国初公開記念セレモニーに参加しただけではなく、さまざまな試写会場にも姿を現し、ファンと交流して喜ばせた。ハードなスケジュールのなか、監督のロバート・ロドリゲス氏、キャストのクリストフ・ヴァルツ、プロデューサーのジョン・ランドー氏らは、時間を捻出して故宮を見学。故宮は、中国を象徴する建築物であり、彼らはいずれも故宮を通じて中国文化をより深く理解したい希望していたのだという。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年2月22日
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