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外交部（外務省）の陸慷報道官は8日の定例記者会見で、G7外相会合共同コミュニケの中国に関する文言を念頭に「もしG7構成国も国連の枠組外の一国主義的行為に明確に反対するのなら、中国を含む国際社会は熱烈に歓迎する」と述べた。
【記者】G7外相会合は6日発表した共同コミュニケで、地域の安定及びルールに基づく国際秩序を損なうあらゆる一方的な行動に強く反対するとともに、中国が自由で開かれたルールに基づく国際体制に責任ある参画を行うことを奨励した。これについてコメントは。
【陸報道官】報道に留意している。ここしばらくの間、国際体制や国際ルールを論じる声が世界的に多い。われわれは関係方面が国際体制や国際ルールを論じる際に、何が国際体制であり国際ルールであるかを率直に明確にすることも希望する。
国際社会の圧倒的多数のメンバーが主張するのは、国連憲章の趣旨と原則を基礎とする国際関係の基本準則、国連を核心とする多国間主義体制であり、世界貿易機関（WTO）のルールを核心とする多角的貿易体制でもある。
これはまさに中国側の主張でもあることを、私は責任をもって言える。もしG7構成国の主張するのもこうした国際ルール及び国際体制であるのなら、もしG7構成国も国連の枠組外の一国主義的行為に明確に反対するのなら、中国を含む国際社会は熱烈に歓迎する。（編集NA）
「人民網日本語版」2019年4月9日
