外交部、宇宙の軍備制限に各国は積極的な参加を

人民網日本語版 2019年04月04日14:50

外交部(外務省)の耿爽報道官は3日の定例記者会見で「関係各国が国際的な宇宙空間の軍備制限プロセスに積極的に参加し、宇宙空間の恒久的な平和と安全をしっかりと維持することを希望する」と述べた。

報道によると、ロシア外務省は2日、国連総会の第72/250号決議に基づき設置された政府専門家会議が3月中・下旬にジュネーブで宇宙空間の軍拡競争を防止する法的文書について議論し、ロシア、中国、ブラジルなど25カ国の専門家が合意文書の策定に努めたが、米国が最終報告を阻止し、自らの行動についても明確な説明をしなかったと発表した。

耿報道官は「宇宙空間での軍拡競争の防止は国際社会が長年一致して求めているものだ。この問題の重要性と緊迫性を考え、中国やロシアなど各国が提案する形で、国連は25カ国による政府専門家会議を設けた。これは国際的な法的文書について審議し、提言することが目的だ。2期の会議のたゆまぬ努力によって、専門家会議は最終報告について合意に近づき、宇宙空間の安全維持について重要な貢献をする希望があった。だが特定の国が阻止したために、最終的に報告を採択することはできなかった。中国はこれを大変遺憾に思う。われわれは関係各国が各国の共通の安全保障の観点から、この問題を客観的に扱い、国際的な宇宙空間の軍備制限プロセスに積極的に参加し、宇宙空間の恒久的な平和と安全をしっかりと維持することを希望する」と述べた。(編集NA)

「人民網日本語版」2019年4月4日

  

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