米反中議員の香港に関する謬論に外交部が反撃

人民網日本語版 2019年07月26日10:54

米国の反中議員マルコ・ルビオ氏が先日「中国共産党は組織犯罪集団を利用して香港のデモ参加者を襲撃した」「中国側は香港返還時の約束に違反している」などの謬論を妄言したことについて、外交部(外務省)駐香港特派員公署報道官はルビオ氏の口から出任せ、全くのたわごとに厳しく反論し、彼が陰険な魂胆をもってヒステリックに中国のイメージを悪くし、中国を非難していることに憤りを表明し、強く非難した。新華社が伝えた。

報道官は「ルビオ氏のごとき人物は長年悪意をもって中国を非難しており、是非をわきまえず、白黒を逆さまにし、守るべき一線も全くない。一個人の政治的私利のために、根も葉も無い嘘を捏造し、陰険な魂胆をもって香港と大陸部の関係に水を差しており、その卑劣な下心を再び露呈した」と指摘。

「米国の一部政治屋からすると、彼らの国で発生した暴力のみを暴力と呼ぶのであり、他の国や地域で発生した暴力は人権と自由の問題なのだ。彼らの国々で警察を攻撃し、秩序を破壊した暴徒のみを暴徒と呼ぶのであり、他の国や地域で公共財産を破壊し、政府機関を攻撃し、さらには警察を攻撃した暴徒は『人権と自由の闘士』なのだ。このような虚偽のダブルスタンダードは法治の精神を冒涜し、踏みにじり、暴力不法分子をかばい、放任するものだ」と述べた。

報道官は「香港の祖国復帰以来、中央政府は常に『一国二制度』『香港人による香港統治』『高度の自治』という方針を堅持し、憲法と基本法に厳格に基づいて事を処理しており、『一国二制度』と基本法の守護者だ。香港は祖国復帰後引き続き繁栄と安定を保ち、香港人は法に基づいてかつてない広範な権利と自由を享受している。ルビオ氏のごとき人物がどんなに中国のイメージを悪くし、誹謗しても、こうした揺るぎない事実を変えることはできない」と指摘。

「香港は中国の香港であり、香港の事は完全に中国の内政だ。われわれはいかなる国家、組織、または個人であろうとも、香港の事と中国の内政に干渉することは断じて許さず、国家の主権と安全及び香港の繁栄と安定が損なわれることは断じて座視しない。われわれはルビオ氏のごとき人物に対して、反中と香港をかき乱す恥ずべき行為を直ちに止めるよう強く促す」と強調した。(編集NA)

「人民網日本語版」2019年7月26日

  

最新ニュース

注目フォトニュース

コメント

| 写真記事